教育方針

成績を伸ばし、将来の可能性を広げる。
基礎学力を十分に身に付けていないと、将来、社会に出たときに困る場合が多々あります。
学生には勉強をする時間が十分にあります。
「後悔先に立たず。」です。勉強できる環境にあるときにしっかりと基本を身に付けておきましょう。

徳のある人間を育てる。
徳というのは、周りの者にこの人のためなら協力してやろうと思わせる力だと思います。
だるま塾では、先生や親の友人知人、近所の世話になっているおっちゃん、おばちゃんには子供の方から
挨拶をするように指導しています。
そうすることによって、親以外の大人たちが子供を育ててくれます。守ってくれます。愛してくれます。
そして、大人になったときに幸せに生きていけると思います。

塾生を守る。
日本社会の秩序が崩壊しつつあるように思われます。
多くの公立の小中学校では、先生に対する言葉遣いも乱れています。
家庭できちんとしつけられている子供が少数派になり、逆にいじめられるケースもあります。
だるま塾では、正しい言葉遣いをする生徒を優遇します。
他の生徒の見本になって欲しいと思います。
どんなことからも守ってあげたいと思っています。

幸せになる環境をつくる。
人は環境で育ちます。子供が悪い方向に行っているならば、悪い環境があるからです。
だるま塾では、子供も保護者も、そして、私たち教師も幸せになる環境を絶えず考えています。
だるま文庫では、ためになる書籍や感動もののDVDを多数そろえています。
視野を広げ、いろいろな人の痛みがわかるような手段を用意しています。

偏見の壁を低くする。
先入観で人を見てはいけません。
話し合うということは、言葉のやり取りではなく、心と心のキャッチボールです。
相手の考えをじっくりと聞き、確認した上で、自分の考えを主張すべきです。
生き方・考え方は人それぞれ違っていることが当たり前なのですから。
「鈴と、小鳥と、それから私、みんな違って、みんないい。」(金子 みずづ)
偏見の壁を低くするために、世界人権宣言の普及活動、および、多文化共生フェスティバルを開催しています。
塾生は全員が人権パスポート(世界人権宣言の30条を谷川俊太郎さんが翻訳してくれました)を持っています。
体験を通して学ぶ。
体験して初めて身にしみて感じることはたくさんあります。
夏期合宿や稲作プロジェクト(5月に田植え、8月に草刈と夏期講習、秋には稲刈り)、
現在は担当者が多忙のためにお休み状態です。
自己を確立する。
己こそ己の寄るべ、己をおきて誰に寄るべぞ、
良く整えし己こそまこと得がたき寄るベなり。
自ら悪をなさば自ら汚れ、自ら悪をなさざれば自らが浄し、浄きも浄からざるも自らのことなり、
他者に依て浄むることを得ず。
(「少林寺拳法」の『聖句』より)

生きて死ぬまでの人生。
他人と比較ばかりして、驕ったり、腐ったりする人生でよいのか?
人に依存する人生でよいのか?よ〜く考えてみよう!